変われない理由
自分を変えたいんだけど、なかなか変われない、俺はダメな人間なんだ、そんなことを思っていませんか?実は、ほとんどの人が一人ではなかなか変わることができません。
これは、生体の恒常性に関係があります。人間は快適に生きるために体の内部の環境を一定に保つ仕組みを持っています。簡単に言うと体に何か変化があれば元にも戻そうという仕組みです。つまり、人間は基本的に変化しようとしても、本能的に元に戻そうするものなのです。
変化すると現在の状態ではなくなるので、これを恐れて、今いる心地よい状態から不安や苦痛を伴いそうな状態を避ける傾向にあります。例を挙げると、ダイエットが続かなかったり、勉強を途中で投げ出したりなどですね。
これを継続して変えようと思ったら、外部からの刺激やきっかけを継続的に与えてもらって、少しずつ変化させ、慣れてさせていく必要があります。要するに習慣化させてしまいます。
わかりやすいのが顔を洗う、歯を磨くなどです。これは普段当たり前にされてる方が多いと思いますが、毎日苦痛を感じることなく続けていますよね?日々続けていると習慣化して、しない方が気持ち悪くなるので、この状態に持っていければ最高です。
外部からの刺激の例としては、友人からのお誘い、セミナー、交流会などいろいろあります。本やネットなどでもいいですが、やはり他の人からのお誘いが効果が高いと思います。外部との交流を積極的に活用してみましょう。